カテゴリ
フランス映画 A à G フランス映画 H à N フランス映画 O à Z アメリカ映画 A to G アメリカ映画 H to N アメリカ映画 O to Z 日本映画 イギリス映画 スペイン映画 ロシア映画 ドイツ映画 イタリア映画 デンマーク映画 香港映画 韓国映画 中国映画 その他の映画 ドラマ ACTEURS DIVERS フォロー中のブログ
お気に入りリンク
タグ
フランス映画(92)
マチュー・アマルリック(20) ギヨーム・カネ(17) ブノワ・マジメル(15) カンヌ映画祭(11) ロマン・デュリス(7) スリラー(7) マッツ・ミケルセン(6) コメディ(5) ヴァンサン・カッセル(5) サスペンス(4) ダニエル・クレイグ(3) ジュリアン・サンズ(2) ライアン・ゴスリング(2) ヒュー・グラント(1) ミスター・ビーン(1) その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
日本映画ではフランスでの上映館数新記録を作ったというこの映画。
公開をとっても楽しみにしていました。 フランスでのタイトルはずばり「KAMIKAZE GIRLS」。 発音は「カミカゼ」ではなく「カミカズ」になっちゃいますが・・・。 ストーリーはあえて語るまでもなく、18世紀のロココの時代に憧れ、ひらひら系に囲まれて生きる女の子とヤンキーの女の子の友情物語。 設定が茨木とか生まれが尼崎とか私的にはそれだけでかなり面白かったのですが、こういう細かい点がフランス人にはわからないのが残念。 あとジャスコのテレビCMのような1シーンも私は大爆笑だったんですが、映画館の中の他の人は誰も笑ってませんでした・・・。 ヤンキーの女の子の特攻服のネタも、あれも日本人じゃなきゃわからないですよねぇ。代官山にあんな「御意見無用」みたいな刺繍を入れる伝説の人がいるって設定も、フランス人なら「ああそうなのか」くらいにしか思わないし。 隣の人が大爆笑していたのは最初のロココのシーン。 「お淫ら→刺繍」ってところでお腹を抱えて笑ってました。 あのシーンで言うなら私は歴史の教科書にロココの時代は2行だけみたいな方が笑えましたが。 この映画って世界的に受ける要素を持ちながら、中身はとっても日本的ですよね。日本文化にとても根付いたネタが多いし。 「ヤンキー」はそのまま字幕で「YANKI」となっていて、「YANKI」って何って聞かれました。これは・・・あんまり説明のしようがないですよね。見たまんまだし。フランスにもヤンキー系の人はいますが、ああいう80年代のなめ猫系の人はいないし。 字幕であと気付いたことと言えば「かわい~」はそのまま「KAWAII」と訳されてました。日本人はなんでも「KAWAII」だよね、って言われたことがありますが、フランス全体で通じる言葉になってるとは思ってなかったのでちょっとびっくり。 この映画、俳優陣がこれまた豪華ですねぇ。 深田恭子がはまり役という評判は前から聞いてましたが、ほんとにこの役は彼女以外に出来ないですね。こういう今の日本の若者を代表するような人、こっちでもそういう要素が流行ってるから、フランスで受けそう。 土屋アンナ、かわいいですね~。それにうまいじゃないですか。 モデルさんかと思っていたので、実はちょっと演技力には不信感があったのですが、ふっとびました。女優としていろいろ活躍してるみたいなので、これからも期待します。 あと宮迫。さすがですねぇ。面白すぎた。 偽ブランドを売りさばく話、傑作です。 あと意外だったのが岡田義徳。すごく知ってるわけではありませんが、ああいう役ができるとは思ってませんでした。なんかかつての武田真冶を彷彿とさせるような(ドラマ「チャンス」ってご存知ないですよね・・・)。 いやあ、とにかく楽しめました。 原題:"下妻物語" 仏題:"Kamikaze girls" 製作年:2004年 監督:Tetsuya Nakashima 出演:Kyoko Fukada, Anna Tsuchiya,Hiryoyuki Miyasako おすすめ度:★★★★★★★★☆☆ 今日の日記がお気に召しましたらクリックお願いします→
by nouilles-sautees
| 2006-06-27 19:26
| 日本映画
|
ファン申請 |
||