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皆様、大変ご無沙汰しておりました。
先日帰国しました。 不在中にもコメントを入れてくださったり覗きに来てくださった皆さん、ありがとうございました。ぼちぼち復帰します。 日本では邦画をいくつか見たいなーと思っていたのですが、なかなか映画を観に行く時間が取れず断念。 帰国間際に1本くらいはレンタルしようと迷いに迷って借りたのがこれ。 「感染」。 この映画のまわりにいくつかジャパニーズ・ホラーがありましたが、この映画には佐藤浩市が出ているというので決めました。 ホラーと言ってもお化けじゃない、不明のウィルスという目に見えない恐怖を描いています。 主人公の秋葉という医師が勤める病院は極度の財政難に陥っており、新しい注射器もあと数本しか残っていないというのに追加を仕入れる余力すら残っていない。 医師、看護師たちスタッフは給料未払いのままでとうとう大量の人が一度に病院を去り、残った数少ないメンバーがなんとか患者の面倒を見てきたが、外来患者の受付をストップするという事態になってしまう。 入院患者に至っては、これも他の病院に転送すべきだとの意見もあるが、今残っているのは転院すら難しそうな患者ばかり。 全身やけどで包帯をぐるぐる巻きにされたまま植物状態の患者、事故に遭い生死の狭間を彷徨う若者・・・。 そこへ急患が運ばれてくる。 感染症の疑いがある患者で皮膚が膨れ上がり、ドロドロに溶けてきた状態で一刻も早く処置が必要とのことであった。 しかし病院の状態からしてこの患者を受け付けることができないため、秋葉は救急隊員に非難を受けつつもこれを拒否してしまう。 そこへ入院患者のトラブルが勃発。 ようやく一応の解決をみたところで、秋葉は廊下に不審なものを発見する。 それは拒否したはずの感染症患者だった・・・。 暗くてさびれた病院の感じが恐怖感をそそります。 そこへ目に見えないウィルスの蔓延の恐怖。 なかなかうまく作ってるとは思いましたが、どうも怖さが足りない。 私がはじめに怖さを求めすぎたんでしょうか。 それとも家で見てるから緊張感が欠けてたのかもしれません。 私的にはちょっとがっかりでした。 役者陣はずらっと揃っていて、病院というある意味密室の中でそれぞれ恐怖によって追い詰められていく人々を好演しています。 佐藤浩市、高嶋政伸、佐野史郎、そして南果歩。 この南果歩の演じる婦長がすばらしくよかったです。うまいですね~、この人。 今回の出演者の中で誰よりも目を引いていたと思います。 Jホラー6作品中あと「予言」ってのもあったのですが、これも見たかった。 両作品ともハリウッドリメイクが決まってるそうで(またか!)、こっちはあんまり期待できないですからねぇ・・・。 原題:"感染'" 製作年:2004年 監督:落合正幸 出演:佐藤浩市、高嶋政伸、星野真理、南果歩、佐野史郎 おすすめ度:★★★★★★★☆☆☆ 今日の日記がお気に召しましたらクリックお願いします→
by nouilles-sautees
| 2006-09-12 18:13
| 日本映画
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