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ご存じ、今年のカンヌ映画祭でパルム・ドールを獲得したケン・ローチ監督作品です。
結構楽しみにしていたのに、公開がちょうど私の日本滞在にぶつかり、帰ってきてから評判を聞いたら「思ったより・・・」という感じでトーンダウン。上映時間もイマイチ私と噛みあわないし・・・と延ばし延ばしになっていましたが、とうとう最終上映かいう段階になり、慌てて行ってまいりました。 ケン・ローチだからやっぱりずーんときます。 これをわかってたから延ばし延ばしになってたというのもあるかもしれません。気分的にREADYじゃないとね・・・。 そう言いつつ、私は最終上映日の火曜日はスケジュール的に無理だったため、月曜に行ってしまいました。 ・・・月曜は避けたほうがいいです、やっぱり。 アイルランド独立戦争からその後の内戦を描いたストーリー。 アイルランドはいろいろと問題を抱えているということは知っていても、U2を聞いていても、私的にはそこで留まっていてほとんど何も知らないに等しかったわけですが、知らなかった分見ていてショックが大きかったのかもしれません。 戦争映画はそれこそ数知れないほど存在するわけですが、私が観た多くは第2次世界大戦物。それらと比べてこのアイルランドの出来事は、規模が小さいだけ煮詰まっちゃってるというか、凝縮されているというか、キツかったです。 内容についてはあまり語らないほうがいいと思うのですが、アイルランドの、山の中にぽつんぽつんと家があるような一見非常にのどかな場所にまで狂ったようなイギリス軍がくまなく監視し、殺し合いがあり、とこれだけでも暗い話ですよね。 そしてようやく戦争が落ち着くところまで行くのですが・・・。 物語は主に2人の兄弟を中心に描かれています。 その1人がキリアン扮するダミアン。彼は優秀な医者としてロンドンの一流病院に就職が決まっている前途洋々たる人だったわけですが、ロンドン行きを急遽止めて独立戦争に参加します。その戦争に活動家としてもともと参加していたのが彼のお兄さん、テディー。村の活動家グループのリーダー的存在でした。ダミアンはこの兄と共に国のために身を投じていきます。 物語の展開から言って、ダミアンがロンドンに行かないであろうことは最初から明白なんですが、私はロンドンに行ってほしくて、行ってほしくて、なにか事件が起こる前にさっさと行ってくれと心の中で念じつづけました。妙にハラハラしましてねぇ。まあ私の祈りは全く通じなかったわけですが(笑)。 テディー役のポードリック・ディレーニー、なかなか好きだなー、こういうタイプ。 原題:"The Wind that Shakes the Barley" 仏題:"Le vent se lève" 製作年:2005年 監督:Ken Loach 出演:Cillian Murphy, Padraic Delaney, Liam Cunningham おすすめ度:★★★★★★★★★☆ 今日の日記がお気に召しましたらクリックお願いします→
by nouilles-sautees
| 2006-10-19 19:13
| イギリス映画
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