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うえーん、怖かったよ~。
この映画も怖かったけど、映画を見た日の夜に見た夢がもうめちゃくちゃ怖かった・・・。 昔住んでた家で、なぜか「幽霊が来る!」と私は直感してしまうのです。 で、慌てて庭に面したガラス戸を閉めるんですが、時すでに遅し。 居間に戻ったら、突然全部の電気が消えるんです。そして「リング」の貞子登場のときのような音が・・・。 「あ~、来る~」と思った瞬間に目が覚めました。 この映画は夢とは違って幽霊ものじゃないんですが・・・。夢のイメージと映画のイメージは完全に重なってました。庭から何かが入ってくるとか電気が全部消えるとかね。 この映画の怖いところは、その何者だかわからない人をベアトリス・ダルがやってるところ。 この人の顔、怖いですからねぇ、ほんとに。 これまでは迫力あるお下品系女役をやらせれば、完璧にはまると思ってましたが、こういう怖い役もかなり似合います。 ちょっとだけストーリーを。 サラは車同士の正面衝突事故により夫を亡くし、ハンドルを握っていた自らも重傷を負いながらもお腹にいた赤ちゃん共々助かった。 傷も癒えてようやく出産のために明日は入院ということになったクリスマス・イブの夜、独り夫と住んでいた家に戻る。 うるさい母親の付き添いを断り、そこで一夜をゆったり独りで過ごす予定であったが、深夜にチャイムを鳴らされる。その相手は車が故障して携帯電話もバッテリーが切れてしまったので電話を貸してほしいという女性。 サラがその頼みを断ると、女性はサラに悪態をつき始める。 そして恐ろしいことになぜかこの見知らぬ女性はサラの事情をよく知っていた・・・。 その後、女性に庭のガラスを割って入ってこようとまでされたサラは警察を呼ぶが、警察が帰った後、いつのまにかその女は家の中にいた・・・。 幽霊でもなんでもない実在する人間、しかしこの人が全く何者であるのかわからず、それもなぜこの人が襲ってくるのかもわからない恐怖。 つねにピンと張り詰めた空気が漂っていて、怖かったです。 ただちょっと血の量が・・・。 いったい全部で何リットル?ってくらいあったのがつらかった。 nouilles-sauteesはオカルトとかホラーとかスリラーとか大好きなんですが、スプラッターはあんまり好みではないのです。 ストーリー的にも血やら残酷な殺し方だけで怖がらせるのは王道じゃないと思ってますし。 そういう観点からすると、この作品は血の量は半端じゃないし殺し方も怖いけど、血だけで怖がらせるタイプとは違います。逆に言えば、この作品ならストーリーの構成上、必要な血であり殺し方であったということで、これには私は納得でした。まあ見てるのはキツイですけどね。 二コラ・デュヴォシェルがちょい役、しかもおマヌケ刑事役で登場。 セリフもほとんど「くそっ」系で、要領が悪くてイライラする役どころなんですが、意外にセリフが明瞭で驚きました(いつもは声が低くてボソボソしゃべってて聞きづらい)。 それにしてもこういう映画、フランスでもできるんだな・・・と感心しました。 この監督2人組、次回もコンビでスリラーものを作るらしいのでちょっと楽しみにしてます。 仏題:"A l'intérieur" 製作年:2006年 監督:Julien Maury, Alexandre Bustillo 出演:Alysson Paradis, Béatrice Dalle, Nathalie Roussel おすすめ度:★★★★★★★★☆☆ 今日の日記がお気に召しましたらクリックお願いします→ ***********お知らせ*********** 最近更新するたびに異常な数の変なトラックバックがあちらこちらから付いて困っています。 よってしばらくの間、エキサイト会員以外からのトラバを禁止しています。
by nouilles-sautees
| 2007-07-11 18:40
| フランス映画 O à Z
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