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今日はもう一本いっときます。
以前「ランタナ」という作品があまりによかったので、この映画の監督レイ・ローレンスの次回作を楽しみにしていました。 それがこれ、「ジンダバイン」。 オーストラリアのジンダバインが舞台。 スチュワートは妻と小さな息子と3人でジンダバインに暮らしている。 趣味は釣り。 そのときも仲間3人と共に車を走らせて遠方のいい釣り場へ出かけた。 山奥深く入り、ようやく目的地の川べりに到着、さあこれから釣り三昧!というときになって、スチュワートは大変なものを発見する。女性の死体が川に浮かんでいたのだ。 意気揚々と釣り場へやってきた彼らはすっかりそんなムードではなくなる。 せっかく来たのに、こんなことで台無しになるなんて・・・。 と誰もが心の底で、死体のことより釣りのことを考えたのかもしれない。 実際、そうだったからこそ、スチュワートが死体など忘れたかのように釣りを再開したときに皆も喜んで従ったのだろう。 が、死体を発見しておきながらすぐに警察に通報しなかったという事実が、これほど町の人々の怒りを買うことになろうとは・・・。 まして遺体で発見された女性は原住民の出。 それもまた事態を悪化させてしまう。 人間としてのモラル、家族、友人間の心の行き違い、そして原住民と白人の問題・・・。 これまであまり見えてこなかったいろんなことが、この事件をきっかけに浮き彫りにされるという、なかなか重いテーマの映画。 発見された遺体とそれに関する事件は、この作品の中では単に「起こったこと」として見なされ、犯人がどうのという方向に全く向かないのが興味深かった。 原住民と白人の問題・・・。 オーストラリアのことはほんとに知らなくて、恥ずかしながらこういう現状だとはあまり想像していなくて驚きました。アメリカなら先住民族インディアンと白人の話がいやというほどありますが、オーストラリアは映画などもあまりなじみがなくって・・・。 名作劇場「南の虹のルーシー」以降、オーストラリアにはあまり暗いイメージを持ったことがなかっただけに考えるところもありました。まあでもルーシーだってイギリスからやってきた白人の話で、「開拓者」目線だったんですよね、きっと。 さてこの映画自体の話にもどりますが、確かに悪くはなかったのだけれど、「ランタナ」ほどのものを期待したせいか、ちょっとがっかり感もあり。重いテーマだったせいか、間延びした感も拭えなかったんですよね・・・。 スチュワートの妻役にローラ・リネイ。 この人、いい女優さんですよね。 原題:"Jyndabine" 仏題:"Jyndabine, Australie" 製作年:2006年 監督:Ray Lawrence 出演:Laura Linney, Gabriel Byrne, Deborra Lee Furness おすすめ度:★★★★★★★☆☆☆ 今日の日記がお気に召しましたらクリックお願いします→
by nouilles-sautees
| 2007-09-19 23:02
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