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ロマン君の新作でございます。
今回の役柄は「スパニッシュ・アパートメント」っぽいかも。 30歳になったサミュエルは、ティナと一緒に住み始めて1年。 カメラマンのティナは明るく、生き生きとしている素敵な女性。それに比べて自分はどうにもくだらない人間のようにも思える。 そしてある朝突然、彼は考える。 彼女とこのまま続ける決心をしっかりつけようと。 自分に与えた時間は24時間。 この間に男として決心がつかなきゃ別れる覚悟。だってティナみたいな女性がいつまでも自分と一緒にいてくれるとは限らないし。 ・・・と一大決心をしたのはいいが、そんなことは露にも思わないティナはいつも通り。そしてもうちょっと緊張感を持っていいはずのサミュエルだって結局そうそういつもと違う自分になれるわけもなく、買い物を頼まれてはオロオロし、友人宅でお風呂に入ってまったりし、クラブで知り合った知らない女の子の家にノコノコ付いて行く・・・という感じ。 どうあがいても自分はダメな人間だということが露呈してしまう。 この24時間で彼は果たして成長するのか? というストーリー。 まあなんと言うか、ちょっとドタバタのなんだかゆるい映画でしたわ。 ロマン君が出てなきゃ全く見る価値なしと言うか、あれはロマン君の魅力で持ってるようなものでした。それでも私はちょっと退屈気味だったかな。ドタバタ劇も起伏があれば面白いのですが、ダラダラとドタバタが続くってのはどうもね。ロマン君のコスプレ(ギャートルズみたいなのとか)はちょっとうれしかったけど。 ロマン君・・・なんだか永遠の30歳って感じですよね。 この人の場合、作品により全く違った人に見えるから、永遠の30歳役者という凝り固まったイメージはつかないけど、こういう優柔不断な多感な30歳ってやっぱりロマン君の本領発揮って気はしますねぇ。うふふ。 しかし次回はもうちょっと気の張った役をやってほしいかな。 彼女役のアイッサ・マイガ、小さい役をやってた頃からあまりにきれいでかわいくて気になってました。「ロシアン・ドールズ」でもロマン君と共演してましたね。 これからも出演作が目白押しのようで、さらに監督業も始めたようです。 活躍が楽しみな人の1人。 仏題:"L'Age d'homme... maintenant ou jamais" 製作年:2006年 監督:Raphael Fejtö 出演:Roman Duris, Aïssa Maïga, Clémon Sibony おすすめ度:★★★★★★☆☆☆☆ 今日の日記がお気に召しましたらクリックお願いします→
by nouilles-sautees
| 2007-09-21 18:39
| フランス映画 A à G
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