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コレット原作「シェリ」の映画化。
ラジオの某番組ではイマイチ・・・みたいな感じで言われてましたが、私はそれなりに悪くなかったのではと思いました。ま、確かにパリの話ですから、フランス人でやった方が雰囲気は出たかもしれませんが。 そうなると・・・若い彼役はギャスパー君かしら♪ ちょうどお年もそんな感じだし。 うーむ、ギャスパー君でこの役、見てみたいですねぇ。うふふ。 ・・・とひとりで盛り上がってしまいましたが、この映画をご覧になったらきっと私の気持ち、わかっていただけると思いますです♪ 時は20世紀初頭。 この時代にはどこぞの王族やら貴族やらを相手にかなり豪勢にお暮らしだった超高級娼婦なるものの存在が普通にありまして、ミッシェル・ファイファー演じるレアもその一人。パリの立派な邸宅で、素晴らしい調度品に囲まれて暮らしているが、そろそろこの稼業も年齢的に引退という頃になった。 そんな時に昔の同僚から息子を託される。 レアも小さいときから知っているその息子、通称シェリ(愛しい人という意味)は19歳。通称どおりの愛らしい顔立ちの青年だが、かなりの放蕩息子として育ってしまい、母親からするとどんな無茶をやるかと気が気でない。しかしどんなに言って聞かせても、母からあまりかまわれずに育ったシェリは聞く耳持たず。そこで子供の頃から息子に慕われているレアの言うことなら聞くであろうという母の決心なのであった。 しかし託すと言っても母親代わりじゃなく、そこはいきなり愛人関係というわけで、ミッシェル・ファイファーのだいたいの歳は想像は付くのだけれど、この作品ではいくつの設定なんだろ?と映画を観てる間中悩みました。 ミッシェル・ファイファーはあまり好きじゃないんですが、この作品ではなかなか美しくて、19歳のシェリの愛人になった頃は20歳差くらいの設定で39くらいかしら?しかしそれじゃミッシェル・ファイファーを起用しないだろうしな・・・とか。 実際はレアは50歳近くということらしいです。つまり30歳差。 レアがシェリを引き受けたときは、そんなに長く預かるつもりではなかったようだったのに、結局ずるずる続いてしまって6年。 レアもさらに歳を取ってしまうのだけど、相手はまだ25歳。 その時にとうとうレアとシェリの別れのときがやってくる。 母親がシェリの結婚を決めてしまったからだ。 いつかはそのときが来ることは十分承知の上でシェリを預かっていたはずなのに、ギリギリまでシェリの結婚話も聞かされていなかったレアは、そうなってみて初めて自分が本当にシェリを愛していたことに気付く。そしてシェリもまた・・・。 50歳と20歳じゃ、さすがに現代でも、そしてこれが男の方が年上でもちょっと年の差が気になるもんですが、この時代はオープンというか、こういうのも違和感なしだったんですねぇ。 シェリの母親は同業者だったことから、息子を別の娼婦に預けるというのも全然理解できないわけじゃないですが、作品を観る限り、普通の人(ま、と言ってもお金持ちですが)でも息子を高級娼婦に預けるみたいなのは普通だったような感じです。娼婦と言ってもお相手レベルが王族・貴族クラスですから、かなり洗練された女性なわけだし、こういう人に預けてお勉強させるみたいな感覚だったんでしょうか。 本当は原作を読むのが一番なんでしょうけれど、全部読むわけにもいかないので、やきそばはたまに映画やマンガで有名小説の大体の知識をつけることがあります。これもそんな感覚で行ったのですが、原作を読んでみてもいいかも。コレットの最高傑作で文章が美しいらしいですし、その時代の高級娼婦の地位とか状況とか、そういうのも興味あるし。 シェリ役にはルパート・フレンド。 キイラに興味がないんですが、キイラの彼なんですってね。なかなかかわいいかも。 実年齢(27らしい)よりもっと若く見える。19といわれればそれくらいかなというような感じ。今まで見た映画にもちょこちょこ出てたみたいですが、これまで気付きませんでした。 ただどうもハリー・ポッターの彼とだぶってしまう。 兄弟と言われたら信じてしまうかも。 監督はスティーブン・フリアーズ。 原題:"Chéri" 仏題:"Chéri" 製作年:2008年 監督:Stephen Frears 出演:Michelle Pfeiffer, Rubert Friends, Kathy Bates nouilles-sautees好き嫌い度:★★★★★★★☆☆☆ 今日の日記がお気に召しましたらクリックお願いします→
by nouilles-sautees
| 2009-04-24 23:11
| イギリス映画
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