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![]() VOLVERとはスペイン語で「帰る」という意味だそうで、観た後でその意味を知ってなるほどなと思いました。 アルモドバル監督と言えば、私には「キカ」のイメージがいまだにあります。なかなか衝撃を受けた映画でした。が、実はその後は観たり観なかったりなんです。ですからこの映画も公開されてかなり経っているのでそろそろ終わりそうというギリギリになってようやく腰を上げたというか。 でもこれはほんとに観てよかったです。 母と娘、そのまた娘。 3代にわたるそれぞれの「親と子」の関係、因縁めいた運命をさまざまなエピソードを通して描いたなかなかよい作品でした。 ストーリーはとても繊細な作りで、どこを触れていいのかわからないのでここではこれ以上書かないことにしますが、確かにカンヌで賞を獲った女優陣、甲乙つけがたいというよりもそれぞれ個性的でかつ皆が1つにまとまって作品を作り上げたという感じを強く受けました。それぞれ血がつながった家族というのがうまく表現されていたと思います。 重いテーマなんですが、変に細部にこだわらずに作ったところが観る者によけいに重大な事実を引き摺らせる感じ。これから将来どうなるか、恐らく深刻な状況になるかもしれない、けれどそれを登場人物たちに語らせることなく、むしろ「過去」を知り「今」を一生懸命生きる姿を描いています。 ![]() ペネロペ、これまで母国語であるスペイン語(dimさんが最近ご覧になった「オープン・ユア・アイズ」とか)、そして英語(「サハラ」とか多数)、フランス語(「花咲ける騎士道」で演技するのを見てきました。初めて観たのは英語だったと思いますが、彼女がスペイン出身と知ってるからかどうか、やっぱりスペイン語で演技してるのが一番しっくり来るような気がします。というか、英語のやつってあんまり演技がうまく見えない・・・。「花咲ける騎士道」に至ってはなぜ彼女が?って感じでしたし。 今回のこの役はもちろんスペイン語。 不幸を背負いながらも強く生きる女性がぴったり合っていました。 原題:"Volver" 仏題:"Volver" 製作年:2005年 監督:Pedro Almodovar 出演:Penélope Cruz, Carmen Maura, Lola Duenas おすすめ度:★★★★★★★★★☆ ![]() ■
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by nouilles-sautees
| 2006-07-20 18:44
| スペイン映画
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