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この作品、日本でも公開されているようですね。
まだご覧になっていらっしゃらない方、是非映画館へ足をお運びください。 nouilles-sauteesの超一押しです。 感動がじわーっと体中に広がってそれがいつまでも残るという感じ。ラストもすばらしかった。観た後しばらく動けなかった映画というのは久しぶりのことかもしれません。 まだドイツが東西に分かれていた頃の東ベルリン。 ここではシュタージと呼ばれる国家保安省が人々の生活を厳しく監視していた。その局員であるヴィースラーは尋問のスペシャリスト。優秀な局員を養成する学校で講義も行っている。 その彼が劇作家とその恋人である女優が反体制派であるとして監視をすることになる。それは実は大臣がその女優に目を付け、なんとかいいがかりをつけて彼女を自分のものにしようと目論んでいるためであるが、ヴィースラーは言いつけ通り、彼らの住居の至るところにマイクを仕込み、24時間体制で彼らの生活のすみずみまで盗聴することとなる。 ヴィースラーはこうして芸術家である2人の生活にどっぷりと入り込むこととなり、いつしかその世界に感化されてしまう・・・。 原題、および仏題は共に「他人の生活」。 東ドイツという特殊な状況下で他人の生活に影響されることとなった、泣く子も黙る国家保安省局員。この役を演じるウルリッヒ・ミューエがすばらしかったです。ずっと盗聴しているだけですからその間ほとんど台詞はないのですが、その表情だけで心の動きが見事に表現されてました。 原題:"Das Leben der Anderen" 仏題:"La vie des autres" 製作年:2006年 監督:Florian Henckel von Donnersmarck 出演:Thomas Thieme, Martina Gedeck, Ulrich Mühe おすすめ度:★★★★★★★★★★ 今日の日記がお気に召しましたらクリックお願いします→ ***********お知らせ*********** 最近更新するたびに異常な数の変なトラックバックがあちらこちらから付いて困っています。 よってしばらくの間、エキサイト会員以外からのトラバを禁止しています。
by nouilles-sautees
| 2007-02-26 20:01
| ドイツ映画
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