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試写会が当たったので、昨日行ってきました。
・・・と言っても、こちらの試写会って公開からずいぶん前に行われることってあんまりなくて、この映画も昨日試写会→今日一般公開です。 ただ試写会のメリットはやっぱりゲストさんなわけで。 8月だし、俳優さんなんかはやっぱり夏休みでいないのかな・・・と思いつつ行ってみたら、主演3人と監督さんが来てました。しかも、試写前の挨拶じゃなくて試写後の討論会付きで。 というわけで思わぬ夏休み時期のプレゼントになりました。 まず映画の方から。 タイトルは「モナコの女」または「モナコの娘」「モナコの女の子」・・・と直訳すればこんな感じだけど、どれもピンとこないかな・・・。 優秀な弁護士ベルトランはある難しい裁判のためにモナコにやってくる。 女性と話をするのが大好き。この日も早速ホテルのバーで知り合った女性と楽しくやろうとしていたところ。 クリストフ、職業ボディーガード。 ベルトランが弁護する70歳代の女性の家族が、ベルトランの身の安全のために雇い入れた。真面目に完璧に任務を遂行し、保護すべき相手の厄介事をある意味いかなる手段を用いても取り除く。 この2人の対照的なコンビが絶妙で・・・。 そんなベルトランは、ある日モナコのケーブルテレビでお天気お姉さんをやってる女性と出会う。思わず見とれてしまうほどの美人でセクシーな彼女は、ベルトランに興味を示し、積極的に近づいてくる。 ところがこの女は自由奔放。下手に触ると火傷どころじゃ済まないタイプ。それはわかっているのだが、それを有り余るほどにカバーする彼女の魅力に、ベルトランは引き込まれてしまう・・・。 このお天気お姉さんはいかにも同性からするとムカつくタイプなんですが、不思議と嫌味はなかったかな。それよりもベルトランが心配で心配でハラハラします。 作品は95%は非常によかった。5%はガッカリと言うか、ちょっとえ?って感じでしたが、まあそこさえ除けば私は結構気に入ったかも。 ベルトランを演じるのはファブリス・ルキーニ。 例えばルコントの「親密すぎるうちあけ話」のカウンセラー役なんかをやってた人ですが・・・。 わりとどの役もちょっとシャイなチャーミングなおじさま系の役が多くて、どれを見ても「ああ、ルキーニ」って感じなんですが、どの役も不思議と似ているようでうまく演じ分けてて・・・その辺が毎回すごいなと思います。今回も弁護士で、法廷ではあれだけうまくまくし立てられるのに、私生活ではどうも思ったことを全部口にできない感じのタイプが非常にはまってました。 ボディー・ガードはロシュディー・ゼム。 この人は結構あちこちの映画に出てるんですが、今回は特にその真面目さがときに非常に可笑しみをかもし出す、そんな役がよかったです。 お天気お姉さんは、実はほんとのお天気お姉さん。 有料放送のお天気コーナーに実際に出演している人で、毎回いろんなファッションで登場。ちょっとした人気コーナーになってます。そんなお天気お姉さんが自由奔放かつセクシーなファム・ファタール役。演技も思ったほど悪くなかった上、ヌードでベッドシーンもこなしてて、すごいなーと感心してしまいました。日本のお天気お姉さんは、少なくともお天気お姉さんとして活躍してる間にベッドシーンはやらないですよね・・・。その辺が少し驚きでした。 ・・・とこの3人の主役プラス監督のアンヌ・フォンテーヌが映画上映後に登場。 アンヌ・フォンテーヌの作品で、このサイトでご紹介したのはたぶん2つ。 「イン・ヒズ・ハンド」と「ドライ・クリーニング」 いや、もう一つありました、「恍惚」 この人、どんな感じの人かなとか、あまり考えたことはなかったんですが、実際に見ると「へえー、こんな感じの人だったんだ・・・」と思いました。黒のパンツスーツでビシッと決めててかっこいいキャリアウーマンタイプ。実際、話し方とか聞くとすごく賢い人なんだろうなーという印象でした。 一応、司会の人がいたんですが、登場から大歓声でしかもその司会の人を逆に紹介するという、場を完全に仕切っちゃったのがルキーニ。この人ってテレビやラジオに出演すると、もうしゃべりが止まらないタイプなのですが、この試写会でもすごかった。 ガンガンしゃべってたかと思ったら、急にジョニー・アリディの曲を歌いまくったり・・・。もうすごいテンションでノリノリ。ただそういう中でも他の出演者を食ったりしない配慮もキチンとできてて、ちょっと感心。ほんとにスターでした。 あとの2人は質問されたとき以外はほとんどしゃべらず。けれど生で見れたのはよかったです~。特にお天気お姉さん。 試写を見た人からの質問にそれぞれ答えて、最後は先日、この一行が地方で試写会をやったときの帰りの電車で事故があり、5時間も車内で待たされたときに同じ車両にいて、彼らと熱心に議論したという学生さんがサプライズで登場、そしてルキーニの「最初の2つの質問はゲッて感じの質問だったけど、あとはよかったねー」という締めで和やかに解散しました。 仏題:"La Fille de Monaco" 製作年:2008年 監督:Anne Fontaine 出演:Fabrice Luchini, Roschdy Zem, Louise Bourgoin nouilles-sautees好き嫌い度:★★★★★★★★☆☆ 今日の日記がお気に召しましたらクリックお願いします→
by nouilles-sautees
| 2008-08-20 18:35
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